黒のレザージャケットと深紫のプリーツスカートが織りなすのは、力強さとしなやかさが同居するファッション表現。これはNextUDが提案する、「誰かのため」ではなく「自分らしさを突き詰めた先に、多様性が拓かれる」という思想の体現です。
注目すべきは、車椅子とスカートの共存が違和感なく、むしろ美しく成立している点。スカートは座位を想定したカッティングと素材設計が施され、布が広がりすぎず、それでいて制限を感じさせない。レザートップのジッパーと袖のディテールもまた、装着や操作性に配慮しつつ、ファッションとしての主張を損なわない設計です。
NextUDは、「着ること」そのものを、自己表現であり、社会との関係構築でもあると捉えます。身体、機能と美意識をつなぐ服。それこそが、「次世代のユニバーサルデザイン」です。
