NextUD LAB.コアメンバー

小川修史(OGAWA HISASHI)

NextUD LAB. 代表(兵庫教育大学大学院学校教育研究科 教授)

障害のある子どもや若者の教育的ニーズに応える実践や合理的配慮のあり方について研究する中で、「学習環境を整える」だけでは子ども達の自発的な選択に届きにくいことに気づく。やがて、子ども達に本当に必要なのは、辛さや不安を解消した先にある、思わず手を伸ばしたくなる「価値」と考える様になる。

これは障害のある子ども達に限った話ではなく、老若男女、障害の有無を問わず、誰にとっても有用なもの。社会に広める意義を感じ、「NextUD LAB.」を立ち上げ。デザイナーのタニグチアイ(NUD.代表)と共に、講演やイベント、情報発信を通じてNextUDの啓発活動を行う。

<Profile>
1979年9月 京都府京都市生まれ。2003年3月に 和歌山大学システム工学部情報通信システム学科を卒業後、2008年3月に和歌山大学大学院システム工学研究科博士後期課程を修了。2008年4月より兵庫教育大学大学院学校教育研究科の助教として着任し,同大学の講師,准教授を経て,2024年4月より教授(現在に至る)。
主な著書は「文部科学省委託事業・発達障害のある子ども達のためのICT活用ハンドブックー特別支援学級編ー」
専門は教育工学で、主に特別支援教育やインクルーシブ教育の領域で研究。近年は、次世代のユニバーサルデザイン「NextUD」の啓発に力を入れている。

タニグチアイ(TANIGUCHI AI)

自身のシナスタジア特有の経験、子供の発達障害診断、児童福祉事業での経験によって、NextUDが意図する”障害のある方の制約を一人の困りごと解決で終わらせるのでははなく、誰かの楽しみや喜びに進化させる意義”について深く共感しています。
私たちが目指すデザインは、障害者のためのデザインではありません。 障害のある人の視点から得た機能的なアイデアが、障害を感じていない人にとっても恩恵となるデザインです。
私たちは、”Beyond Diversity-多様性を超える”をブランドコンセプトとして掲げ、多様であることを互いに喜び合える世界を目指しています。

ブランドサイト:NUD.

<Profile>
1979年、京都生まれ。立命館大学産業社会学部卒業、舞台美術家見習いを経て起業。
不妊治療、ひとり息子の自閉症スペクトラム診断を機に、2019年一般社団法人Next Cure設立し、児童福祉事業放課後等デイサービス運営を開始。 2022年旧JPFA主催”Wheelchair Fashion Row in Paris Fashion Week 2022″に事務方として参加。2023年保健福祉広報協会・全国社会福祉法人主催”国際福祉機器展H.C.R2023″50周年記念にて実施された”NextUD JAPAN 2023″にて衣装デザイン担当。 NextUD継続継承のため、2024年2月ユニバーサルデザインブランドNUD.を立ち上げ。NextUD LAB.コアメンバーとして、NextUDの普及に尽力。

NextUD LAB.メンバー

木下春菜(Kinoshita Haruna)

ケンジーコ(Kenzyko)

伊藤俊幸(Ito Toshiyuki)

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