風を纏う、ふたりの自由。

誰かを助けるためだけでも、誰かに助けられるためだけでもない。互いが「共にある」ことを祝福し、支える手と委ねる心が役割を超えて響き合うとき、そこに生まれるのは上下の関係ではなく、ひとつの調和。

装いを通してふたりの呼吸が重なった瞬間に聞こえてくる旋律は、風に乗って広がり、多くの人の心を揺らしていく。旋律が奏でる歓びは波紋のように広がり、日常を新しい景色へと変え、やがて未来を照らす光となる。

モビリティ紹介


車いすを『楽に押せて、一緒に乗れる!』
乗る人も押す人も笑顔

要介護高齢者や肢体不自由者は、移動の際に介助者に車いすを押して貰う必要があります。介助者は外に連れ出してあげたい気持ちはあるものの身体的負担を考えてしまいます。車いす利用者もそのことを気遣って外出を遠慮しがちです。外気に触れて五感に刺激を与えると、フレイルや痴呆にも効果があると言われています。そこで、駆動アシスト電動装置『押シスト!®』が役に立ちます。『押シスト!®』を車いすに取り付けると楽に押せるので、介助者と車いす利用者それぞれの身体的・心理的負担が軽減されます。外出機会が増えるとQOLも向上します。『押シスト!®』は、要介護高齢者や肢体不自由者に自由で快適なモビリティを提供します。

使用しているモビリティ:押シスト! ⧉
モビリティ提供:合同会社道設計 ⧉

上り坂でも楽に押せる!

ご自宅や施設周辺を散歩している際に、上り坂での車いすの操作は介助者にとって負担となっています。『押シスト!®』はそのような介助者の負担を軽減します。例えば、坂道の傾斜が5度なら楽に、10度でも踏ん張る必要がなく、上ることができます。車いすを押す負担を解消して気軽に外出できる喜びをお届けします。

一緒に乗って楽しく移動!

オプションの車輪付きボードを装着すれば、介助者はその上に立って車いすの操作が可能になります。介助者が車いすを押す負担を減らすだけでなく、2人で一緒に快適な外出を楽しめます。車いすと『押シスト!®』の組み合わせで、車いす利用者と介助者に新たなモビリティを提供して、スムーズで楽しい移動を実現します。

お手持ちの手動式車いすに後付け可能!

『押シスト!®』は、お手持ちの手動式車いすに取る付けるだけで、簡単に電動タイプに変身させることができます。新たに高価な電動車いすに買い替える必要がないので、家計にもやさしく経済的です。取り外しも簡単にできるので、ご自宅や施設内で車いすを手押しするときや、自家用車への積み込みの際もとても便利です。

歩道の凹凸情報を知らせる!

スマートフォンアプリケーション「凹凸情報ナビ」は、内蔵センサーで歩道や路側帯の凹凸を検知して、危険な箇所をリアルタイムに知らせてくれます。この情報があると、車いすが引っ掛かったり転倒するリスクを減らせるので、介助者も安心して車いすで外へ連れ出せます。安全な移動をサポートする画期的なツールです。

スタイル紹介


Zephyr Duet

ゼフィール・デュエ:そよ風の二重奏

コンセプトを形にするように、ジャケットとパンツは“流れ”と“変化”を体現します。袖を外す、ラインを流す、その小さな動作のひとつひとつが、自分らしくあること、そして互いに寄り添うことを祝福する。

装いそのものが、支える側と委ねる側を分けるものではなく、同じ風の中で響き合う存在。


■ Tops

デニムの質感に“流れ”を宿したジャケット。取り外し可能な袖が、季節や動作に合わせて軽やかに変化し、ジャケット、ベスト、ポンチョ風と、ひとつの衣に無数の表情を生み出す。

袖を外す、その小さな動作の中に“自分らしくあること”が息づく。体温や空気、隣にいる人との距離に応じて、服が自然に寄り添う。風のようにしなやかで、強く、そして優しい。「Zephyr Duet」を象徴する、変化と調和のトップス。

  • 取り外し可能な袖で、着脱がスムーズ。シーンや気候に合わせてカスタマイズ可。
  • ジャケット、ベスト、ポンチョ風の3パターンの着こなしが可能。
  • 肩部分のスタッズを外すことで、肌見せスタイルも可。軽やかな抜け感をプラス。
  • 移動中でも座っていても、常に心地よさとスタイリッシュさを両立。
■ Bottoms

パンツのラインに、風のリズムを描くように。動きに合わせて形を変えるデニムは、柔らかく身体を包み、流れるような軽やかさを生み出す。サイドに施された開閉構造が、着る人にも、支える人にもやさしく寄り添い、ひとつの動作の中に、互いの呼吸のような調和を感じさせる。

硬さの中に柔らかさを宿し、機能の中に美しさを見出す。それは、風と共に奏でる “二重奏” のもうひとつの旋律。

  • サイドのファスナー仕様で、寝たまま、座ったままでも着脱がスムーズかつ介助しやすい設計
  • ウエスト~ヒップの自然なカーブが、座位時でも快適なフィット感を実現
  • 適度な張り感のデニムが、構築的シルエットとしなやかな動きを両立
  • ひざ周りのホールによって座位時のつっぱり感を軽減するだけでなく、新たな表情を生むデザイン
  • ジャケットと連動するラインデザインが、全体に一体感のある「流れ」を生む

Voice


― 車椅子に乗ってみてどうでしたか?

「私は普段、介助する側で車椅子を押すことが多いのですが、押す人も一緒に移動できるのは本当に画期的だと感じました。バランスに自信がない私でも安定して乗ることができ、余裕をもって会話や周りの景色を楽しめるのが素敵だと思いました。」(介助者)

「距離が近いことがとても心地よく感じました。近い距離だからこそ生まれる安心感や安らぎがあり、信頼関係の中に温かい空気が流れているようでした。押す側・押される側という関係ではなく、まるでひとつの共同体のように、二人で一つの空間を共有している感覚がありました。その距離感が、とても優しくて素敵だと思いました。」(車椅子ユーザ)

― 服を着てみてどうでしたか?

「シンプルに「かっこいい!」と思いました。シャツとジャケットは見た目にボリュームがありますが、実際に着るととても軽く、動きやすいのが印象的です。
ネクタイは自分で結ばなくても良い仕様になっていて、身支度が楽なのがうれしいポイント。チェーンのゴールドも上品で、全体のアクセントとしてとても素敵でした。」(介助者)

「膝が拘縮している方にとって、足元が自然に広がるこの形はとても開放的で、安心して座れる心地よさがあると思いました。また、お手洗いの際にサイドから外せる構造になっているのも、とても実用的でありがたい工夫だと感じました。機能性だけでなく、全体のフォルムも洗練されていて本当にかっこいい。使いやすさとデザイン性の両方を兼ね備えた素敵なスタイルだと思います。」(車椅子ユーザ)

― コーデの感想はいかがですか?

「「おそろい」でありながら、それぞれの個性がしっかりと引き立つスタイルになっていると感じました。同じアイテムでも、着こなし方や姿勢によって印象が変わり、それぞれの魅力が際立ちます。座位でも立位でも、自分らしいスタイルを楽しんでいただけたらうれしいです。ファッションを通して、お互いの存在が響き合うような感覚でした。」(介助者)

「二人で一緒に移動すること自体を「カッコいい」と感じられるのが、とても新鮮で素敵だと思いました。単なる移動手段ではなく、服とモビリティの両方が一体となってスタイルをつくり上げているのが印象的です。お互いの存在を引き立て合いながら、共に進む姿そのものがデザインになっているようで、美しさと機能性の両方を感じさせてくれました。」(車椅子ユーザ)

メインページ
© 2025 Health and Welness Information Association & NUD. All Rights Reserved.